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「第 34 回文学フリマ東京」盛況でした
2022 年 5 月 29 日(日)、「第 34 回文学フリマ東京」が開催され、当協会も出店いたしました。
コロナが比較的落ち着いた状況での開催ということもあり、例年よりも多くの人出があったようで、1 年前の総参加者数が約 2,200 名だったところ、今年はなんと倍以上の約 5,400 名の方が参加されたとのことです。コロナ禍の中でマグマのように溜まっていた文芸に対するエネルギーが表出したような熱気に、会場全体が包まれておりました。
そのような中、当協会のブースにも多くの方が来てくださいました。なかには、売り切れした冊子も出るほどで、自由律俳句に対する世間の関心の高さを肌で感じた 1日でありました。
(文学フリマに参加して良かった点や今後の課題などを実行委員に募り、機関誌上でまとめを掲載する予定です)
(さいとうこう)
自由律俳句協会が発足しました。
自由律俳句協会発足の御挨拶
自由律俳句協会 会長 佐瀬広隆
2018年10月、自由律俳句協会準備会から発起人会総会をへて自由律俳句協会が誕生しました。前身となる「自由律句のひろば」の志は大きなものでした。その志は、大切なものと思います。その志の頓挫を良しとしない仲間で、新たに協会を立ち上げようと有志が集まりました。混沌の中からの小さな一歩です。
「協会」は結社ではありません。話合いの結果、以下の協会の有り方で一致しました。
○開かれた組織につとめる。
○異論は、排除をせず異論として尊重し、両論を維持、一致したところで決定する。
○協会は、自由律俳句を愛する結社、グループ、及び個人をサポートの立場を貫き、できる支援を提供する。
○「協会」が長く続くこと
○各部からの活動提案(総会で報告後承認)にしたがい、実行委員会形式で実行する。
協会の発足から半年が過ぎました。この間、ニュースレターの毎月の発行、ホームページの整備、木村緑平の紹介、自由律俳句に関する俳句書籍の電子書籍化(ホームページから誰でも無料で閲覧が可能)がなされました。
これから、自由律俳句を知って頂くために、文学フリーマーケットに出店します。秋には第1回シンポジウム、年鑑の発行が企画されています。その歩みは早いとは言えませんが、身の丈に合わせた一歩一歩と思います。
自由律俳句協会への参加も徐々に増えています。地方におられる会員の方々を核とし、個々の力は微力ですが、皆集まって協力し合い補う合うことで、種々の問題を解決することができると信じます。
要望、相談、些細なことでも何かあればお知らせください。ご協力させて頂きます。
新たに出発した自由律俳句協会を宜しくお願い致します。(2019年4月)